川越|日枝神社の御朱印・ご利益・アクセスは?

川越の喜多院にほど近い場所にある川越日枝神社

「日枝神社」というと東京の赤坂にもありますが、実はこの川越日枝神社を分祀したものだとご存知でしょうか?

川越の日枝神社は、文化的に重要な建造物として国指定重要文化財として指定されるほど歴史的な神社なのです。

この記事では、そんな日枝神社について歴史やご利益・御朱印・アクセス情報など、実際の写真付きで詳しく解説しています。

日枝神社:施設概要

日枝神社は、慈覚大師円仁が無量寿寺(現在の中院・喜多院)を再興させる際に、近江国(滋賀県大津市)の日吉大社を勧請したことに始まったといわれています。

朱塗りの三間社流造の本殿、千木・堅魚木を飾る銅板葺の屋根など、室町末期~江戸初期の華やかな様式を表していましたが、老朽化のために新拝殿が再建されました。

日枝神社の御祭神・ご利益

日枝神社

日枝神社の御祭神は、

  • 大山咋神(おおやまくいのかみ)
  • 大己貴命(おおなむちのみこと)

です。

大山咋神は、山の地主神であることから、農耕(治水)を司る神とされています。

そのため、産業繁栄・商売繁盛・厄除け・縁結びなどのご利益があります。

大己貴命は縁結びの神として名高いですが、他にも子授け・夫婦和合・病気平癒などのご利益があります。

日枝神社の見どころ

本殿

本殿

日枝神社は、参道、手水舎、本殿とシンプルなロケーションの神社です。

本殿の建立年代についてはっきりとした史料はありません。

構造の主要部分は近世初頭の技法が用いられながら、装飾の一部には室町時代末期頃の様式がみられます。

慶長17年(1612)年頃に再興された喜多院と同時に造営された説もありますが、それ以前に地方の工匠によって造られた可能性もあるといわれています。

手水舎

手水舎

道路に面した場所に手水舎があります。

感染対策のためか、柄杓は置いてありませんでした。

喜多院七不思議「底なしの穴」

日枝神社の近くに「喜多院」がありますが、喜多院には長年語り継がれてきた七不思議があるのをご存知でしょうか。

その七不思議の一つ「底なしの穴」は日枝神社が舞台となっています。

昔、日枝神社には覗き込んでも底が見えないほど深い穴がありました。

近くに住む人が穴に物を投げ入れてみましたが、音がしたり落ちた物が見えたりもせず、投げ入れた物はどこに行ったのか不思議に思っていました。

しかしその後、500メートルも離れている「双子池(龍の池弁天)」に投げ入れた物が浮かび上がり、「なんて不思議な穴なんだ」と驚いたそうです。

現在では穴は埋められて囲いがしてありますが、小さな石碑と碑文の拓本が添えられており、七不思議のミステリアスな雰囲気を感じさせられます。

投げ入れた物が浮かび上がるといわれている「龍の池」についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

仙波日枝神社古墳

仙波日枝神社古墳

道路に面した方向に小高い丘があり、そこは「仙波日枝神社古墳」という看板が建てられています。

「あんたがた何所さ」の発祥地?

「あんたがた何所さ」の発祥地

あんたがた何所さ 肥後さ…」という民謡を歌ったことはないでしょうか。

実は、この「あんたがた何所さ」の発祥地が日枝神社付近だという説があるのです。

この歌の中に「肥後」という地名が出ていることから、発祥は九州の熊本だと思われていました。

しかし、この歌の発祥は実は関東の歌で、喜多院裏の仙波山、つまり日枝神社の多宝塔古墳跡がそもそもの発祥地だと明らかにされたそうです。

詳しくは、「童歌を訪ねて(著者:太田 信一郎)」という本に掲載されています。(1988年発行の古い本のため、おそらく絶版になっています。)

日枝神社のお守り・御朱印

日枝神社のお守り・御朱印

日枝神社の御朱印はお賽銭箱の横にありますので、賽銭口に代金(300円)を支払って御朱印をいただきましょう。

日枝神社には神職が常駐していないため、参拝後は川越八幡宮の社務所(川越市南通町19-1)にて日付等を入れてもらえます。

川越八幡宮の詳しい情報については以下の記事をご覧ください。

日枝神社:アクセス

本川越駅より徒歩14分
川越駅より徒歩25分
バス停「喜多院前」より徒歩1分

日枝神社:各種情報

施設情報 日枝神社
住所 〒350-0036 埼玉県川越市小仙波町1-4-1
電話番号 049-224-1565
料金 無料
営業時間 自由
営業期間 年中無休
駐車場 指定駐車場なし(喜多院に有料駐車場あり)
ウェブサイト 日枝神社HP