浮島神社

浮島稲荷神社は、閑静な住宅街の中にある小さな神社です。

古くは「末広稲荷」と呼ばれていましたが、現在では「浮島様」「浮島さん」と地元民から愛されている神社です。

境内には公園と池があり、ブランコや砂場などの遊具も設置されています。

川越七不思議:施設概要

浮島神社拝殿

浮島神社がいつ頃建てられたのかは定かではありません。

言い伝えによると、大昔、星野山(現在の喜多院)にあった神社を慈覚大師が喜多院を開いたときここに移した説や、太田道灌の父太田道真が川越城を築城した際に、城の守護神としてこの地に祀った説などが伝えられています。

現在ある社殿は大正4年に改築されたものです。

浮島稲荷神社の御祭神・ご利益

浮島稲荷神社

浮島神社の御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。

浮島神社は安産の神としてご利益があり、「麻を奉納するとお産が軽くなる」といった信仰が伝えられています。

朝は罪や穢れを払う神聖なものを表し、縄(緒)は魂をつなぐ(=命)という意味を表しています。

浮島稲荷神社の見どころ

浮島稲荷神社

浮島神社周辺一帯は古くから雁の名所として名高く、詩や歌にも名前が出てくるとても由緒正しい地域です。

「片栗の葦の碑」「七ツ釜」などの伝説が残っているので、ぜひじっくりと見学してみましょう。

片栗の葦の碑

片栗の葦の碑

昔、浮島稲荷神社の裏側一帯は「七ツ釜」と呼ばれる湿地帯で、葦などの草が生い茂っていました。

しかし、ここに生える葦は不思議なことにどれも片葉になっており、その理由として次のような民話が伝わっています。

川越城が敵に攻められ落城寸前に、城中から姫が乳母と逃げのび、ようやくこの七ツ釜のところまでやって来たが、足を踏みはずしてしまった。

姫は、川辺の華にとりすがり岸にはい上ろうとしたところ、葦の葉がちぎれてしまい、姫は華の葉をつかんだまま水底へ沈んでしまった。

この辺の葉は、この症の恨みによってどれも片葉であるといわれている。

手水舎

浮島稲荷神社

現在、手水舎は金網が取り付けられ使用禁止となっています。

浮島公園

浮島公園

浮島神社は公園が併設されており、池を小さな橋でまたいで行き来できるようになっています。

公園側にはブランコ・砂場・滑り台といった遊具が設置されており、子どもにはちょうどよいサイズの広場があります。

※ボール遊びは禁止となっています。

春には桜が満開になるので、設置されているベンチとテーブルでお花見をするのもおすすめです。

浮島公園の池

池には鯉がおり、タイミングが良ければ鴨の親子が見られることも。

お守り・御朱印

社務所等は存在せず無人のため、御朱印はありません。

川越七不思議:アクセス

バス停「喜多院」より徒歩4分

川越七不思議:各種情報

施設情報 川越七不思議
住所 埼玉県川越市久保町626-17
電話番号 049-225-4475
料金 無料
駐車場 無し
ウェブサイト 川越七不思議HP

まとめ

浮島稲荷神社は小さな神社ですが、古い歴史と逸話が残されています。

大きな神社はすでに参拝したという方は、ぜひ浮島稲荷神社にも足を運んでみてください。