
「本応寺」は、川越一番街から500mほど歩いた場所にある日蓮宗のお寺です。
今回は本応寺に実際に参拝してきました。
この記事では、本応寺のアクセス方法・駐車場・見どころについて写真付きで解説しています。
本応寺:施設概要
画像は、境内前の門です。車止めがあるので、車は手前の駐車場に停めましょう。
徒歩で向かう際は、お寺までは一見普通の道ですが、歩いていると「日蓮宗 本応寺」と書かれた看板が見つかります。
看板を曲がると石碑と大きな木があるのですぐ分かると思います。
本堂正面の左隣に案内図があり、本堂の奥に新墓地があることがわかりました。
本応寺の見どころ
一切経蔵
本堂にお参りする前に、このような建物を見ることができます。
川越の蔵作り様式にもとづくこの建物は、「一切経蔵」と呼ばれています。
「蔵作り」という様式名の通り、見た目は倉庫の雰囲気を感じさせ、扉はとても丈夫そうにできています。
中には「輪蔵」と呼ばれる、八角形・極彩色の回転する経蔵が奉守されており、その内部にお釈迦さまが説かれた経典のすべてが大切に格護されていると説明がありました。
この宝物は、重要文化財として申請されているほど珍しく貴重なものであるそうです。
力神門・仁王像
門の左右、お寺を守るように真っ赤な仁王像が立っています。
金網に阻まれうまく写真に撮れなかったのですが、かなり大きく迫力のある像なので、ぜひ生で見てほしいです。
足元にお供え物のお餅が置かれているのが和みます。
高山繁文墓
境内に入って左側には、高山繁文の墓があります。
高山繁文は、川越城主・秋元喬知の家臣で国家老をつとめ、殖産興業で功績を残している人物。
また「糜塒(びじ)」という俳号で俳句も嗜んでおり、あの松尾芭蕉の門人でもあったとか。
以前は甲州谷村州(山梨県都留市付近)に住んでおり、芭蕉庵を火災で失ったことで甲州に訪れた芭蕉の世話をしたことが近年になって判明したそうです。
本堂
本堂は大きく迫力がありますが、木の温かみを感じさせます。
本堂にはお賽銭を入れる場所がなかったので、代わりに本堂左のお地蔵様にお賽銭を入れました。
本応寺のお守り・御朱印
お寺の中を歩いていてもご住職の姿が見えず、受付も存在しなかったため、お守りや御朱印は確認することができませんでした。
本応寺の駐車場
本応寺は境内に無料駐車場があり、参拝客は利用が可能です。
また、本応寺の近くのコインパーキングも紹介します。
- SANパーク川越元町1(平日:60分400円、土日祝:20分200円)
- らくだプラザ菓子屋横丁No.弐(平日:30分300円、土日祝:30分500円)
他にも訪れる場所がありゆっくり停車したいという方は、最大料金が設定されている「SANパーク」がおすすめです。(平日:24時間500円、土日祝:12時間上限1500円)
本応寺:アクセス
西武新宿線「本川越駅」徒歩19分
東武東上線・JR「川越駅」徒歩30分
バス停「E15:菓子屋横丁」徒歩2分
本応寺:各種情報
施設情報 | 本応寺 |
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住所 | 〒350-0824 埼玉県川越市石原町1丁目4-10 |
電話番号 | 049-225-1250 |
料金 | 拝観無料 |
駐車場 | 無料 |
まとめ
本応寺は数々の見どころがあり、静かな雰囲気がとても素敵なお寺です。
菓子屋横丁でワイワイ過ごした後に、本応寺にゆっくり参拝するなんてプランはいかがでしょうか。
川越散策の際はぜひ本応寺に立ち寄ってみてください。