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本応寺へのアクセス
本応寺は川越の観光スポットである菓子屋横丁や一番街からほど近い場所にあります。
しかし、本川越駅から徒歩19分、川越駅東口から徒歩30分程度と、各駅から歩くには少し離れています。
「小江戸巡回バス」を利用すると「E15:菓子屋横丁」から徒歩2分でアクセスできるのでおすすめです。
お寺までは一見普通の道ですが、歩いていると「日蓮宗 本応寺」と書かれた看板が見つかります。
看板を曲がると石碑と大きな木があるのですぐ分かると思います。
画像は、境内前の門です。車止めがあるので、車は手前の駐車場に停めましょう。
本堂正面の左隣に案内図があり、新墓地は本堂の奥にあります。
本応寺の駐車場
本応寺は境内に無料駐車場があり、参拝客は利用が可能です。
駐車場は広く、10台前後停められますので初詣の期間を除いて満車の心配はないでしょう。
本応寺の見どころ
一切経蔵
本応寺の本堂にお参りする前に、このような建物を見ることができます。
川越の蔵作り様式にもとづくこの建物は、「一切経蔵」と呼ばれています。
「蔵作り」という様式名の通り、見た目は倉庫の雰囲気を感じさせ、扉はとても丈夫そうにできています。
中には「輪蔵」と呼ばれる、八角形・極彩色の回転する経蔵が奉守されており、その内部にお釈迦さまが説かれた経典のすべてが大切に格護されていると説明がありました。
この宝物は、重要文化財として申請されているほど珍しく貴重なものであるそうです。
力神門・仁王像
本応寺の門の左右には、お寺を守るように真っ赤な仁王像が立っています。
金網に阻まれうまく写真に撮れなかったのですが、かなり大きく迫力のある像なので、ぜひ生で見てほしいです。
参拝したとき、仁王像の足元にお餅がお供えされていて和みました。
高山繁文墓
本応寺の境内に入って左側には、高山繁文の墓があります。
高山繁文は、川越城主・秋元喬知の家臣で国家老をつとめ、殖産興業で功績を残している人物。
また「糜塒(びじ)」という俳号で俳句も嗜んでおり、あの松尾芭蕉の門人でもあったとか。
以前は甲州谷村州(山梨県都留市付近)に住んでおり、芭蕉庵を火災で失ったことで甲州に訪れた芭蕉の世話をしたことが近年になって判明したそうです。
本堂
本応寺の本堂は大きく迫力がありますが、木の温かみを感じさせます。
本堂にはお賽銭を入れる場所がなかったので、代わりに本堂左のお地蔵様にお賽銭を入れました。
本応寺のお守り・御朱印
本応寺では、お寺の中を歩いていてもご住職の姿が見えず受付も存在しなかったため、お守りや御朱印は確認することができませんでした。