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六塚稲荷神社の見どころ
本堂
六塚稲荷神社の本殿は文政2年に建造されており、江戸彫を用いた川越の本殿の中では早い時期に建てられています。
最盛期の江戸彫を用いた本殿に比べると、
- 建築の架構があまり複雑でない
- 彫刻の用い方がまだ控えめである
などの特徴があります。
本堂のつくりを観察し、他の神社との違いを発見してみるのも面白いですね。
本堂本体部分の壁面には江戸彫が施された彫刻がはめこまれていますが、右側面のものは盗難され失われています。
さらに、
- 背面:亀を助ける浦島太郎
- 左側面:武士と唐子
- 脇障子:狐
- 扉の左右脇壁:鯉の滝登り
の装飾がありますので、時間に余裕がある方は全部見つけてみてくださいね。
末社
六塚稲荷神社の境内には、3つの末社があります。
六塚稲荷神社の末社
- 八幡神社
- 三峯神社
- 琴平神社
神社の名前の書かれた看板が設置されているのでわかりやすいです。
どれもお賽銭入れが設置されていないほど小さな神社ですが、それぞれ形や大きさが異なり、狐の置物が置いてあるなど見ていて楽しいです。
六塚稲荷神社のお守り・御朱印
六塚稲荷神社には常駐の社務所が無く、お守りや御朱印はいただくことができませんでした。
六塚稲荷神社の駐車場
専用の駐車場は無いので、近くのコインパーキングに駐車しましょう。
- らくだプラザ石原町No.2
- らくだプラザ菓子屋横町
- らくだプラザ菓子屋横丁No. 弐
などの駐車場がおすすめです。